下呂温泉の歴史

下呂温泉の歴史

年号・年 出来事
天暦年間(947〜957年) 湯が峰の山頂付近に温泉が湧出したのが始まりとされている。延喜年間(901〜923年)という説もあり。
文永2年(1265年) 湯が峰山頂から湧出していた温泉は涸れてしまったものの、現在の源泉である飛騨川の河原から再び湧出しているところを発見された。
延徳元年(1489年) 全国各地を紀行した京都五山の僧、万里集九が下呂温泉を訪れる。万里集九は下呂温泉が名泉であることを詩文集「梅花無尽蔵」を通じて初めて紹介した。
江戸時代初期 林羅山が「林羅山 詩集第三西南行日録」の中で湯島(下呂)は有馬温泉、草津温泉とともに日本三名泉と称えた。
江戸時代中期 年間三万人の湯治客を数えた。
昭和33年(1958年) 湯之島館に昭和天皇・皇太后陛下が訪問、宿泊。
昭和51年(1976年) 湯之島館に今上天皇・皇后陛下が訪問、宿泊。

 

下呂温泉Q&A

 

Q.下呂と呼ばれるようになったのはいつ頃から?
A.昭和以降から使われるようになりました。それ以前は湯島(湯之島)と呼ばれていました。下留(げる)が通称化して下呂と発音されるようになりました。

 

Q.下呂温泉の泉質は?
A.アルカリ性単純温泉です。

 

Q.下呂温泉の効能は?
A.リウマチ、神経症、運動機能障害、神経麻痺、疲労回復、健康増進などの効果があるとされています。